不確実性が高い変革期には、自立・自律した個人が求められることになる。数回、自立・自律した個人について書いたので、少し、整理してみま~す。
1.会社人間タイプ
会社人間的に、従来型の組織において、組織の目的を優先的に考え、コミットメントは、組織中心。比較的均一な価値観のもとに、組織の方針にそって仕事をこなしていく。
2.組織内プロフェッショナルタイプ
やや個人主義的に周りに映るが、個人の目的を優先し、コミットメントは、組織というより仕事中心。多様な価値観により、創造性を発揮しながら、自主・自立的に仕事をこなしていく。
3.組織外コミットメントタイプ
家庭や趣味その他、仕事外、組織外で自己実現を目指すタイプで、組織及び組織での仕事にはコミットメントしない。仕事は、あくまでも生活の手段と考えており、必要最小限で無理はしないで、仕事をこなしていく。
プロジェクト型チーム組織で求めれる人材は、上記で言えば、2の組織内プロフェッショナルタイプである。何故なら、自立的、自律的に自らアクションを取ることが、プロジェクト型チーム組織が機能する前提だからである。しかし、現実問題として、会社人間タイプは、なかなか意識改革・行動変容ができないし、組織内プロフェッショナルタイプは、転職したり引き抜かれていくし、組織外コミットメントタイプは増えている。
上記のような中、不確実性の高い環境変化を前提とした組織と人のマネジメントは、非常に重要なテーマである。そこで、今後は、更に、人と組織のマネジメントについて、掘り下げて考えてみたいと思う。
これからは、組織でなく個人が主役な時代だ。冒頭に書いたように、地方にいても、多くの人に発信できる。そのため、大きな会社の優位性だけが際立つ時代でもなくなった。現在、成功されている起業家とお会いすると、 パソコン一つで数千万円の収入を得ていたり、小さな会社が大きな会社より有利にビジネス展開をしている。そういった意味で、本当に全員にチャンスがある時代だ!
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